昨年、娘と青森旅行へ行った際に津軽三味線を初めて聞きました。
以前より津軽三味線には興味がありましたが、目の前で力強い叩くような演奏には感激しました。
兄弟で津軽三味線を演奏している 吉田兄弟という2人の演奏はとても気になっていました。
そして、あまり気乗りしない娘を連れて(笑)東京に吉田兄弟の演奏会に行ってきました。
二人は北海道登別市出身で 民謡好きの父の勧めでともに5歳より 三味線を習い始めました。 やがて 津軽三味線の全国大会で 頭角を表しました 。
『袴に茶髪』という伝統芸能では異色のルックスで、アドリブを聞かせた 激しく バチを叩く ダイナミックな演奏が今までの津軽三味線の固定観念を吹き飛ばしました 。繊細かつ 大胆な演奏。 そして兄弟ならではの息のあった三味線の響きは、多くの人々の心を熱くします。
二人が子供の頃に初め手にした三味線は、お父さんの手作りで風呂桶を2つ合わせて作った 三味線だそうです 。その当時のものがなんと会場に飾ってありました。
可愛らしい子供達に対するお父さんの深い愛情を感じました。
会場は浜離宮朝日ホール。
とても素敵な会場で、
2人の津軽三味線の音色が
壁から跳ね返って 心に響き渡りました。
あまり興味のなかった娘も二人の演奏にはとても 感激していました。
機会があったら 今度は違う 津軽三味線 奏者の演奏を聞いてみたいと思います(◔‿◔)