9月末に那須高原へキャンプに行ってきました。
その日は快晴で風もほとんどなくキャンプ日和でした。
昼間は木陰に身を起きたいくらいに日差しは強かったのですが、さすが高原の秋ともなれば、翌朝の気温は13℃と昼と夜の寒暖の差は激しかったです。
しかしながら紅葉にはまだ早く、蚊がようやく姿を消し、変わって赤とんぼが飛び回る爽やかな季節へと移りゆく時期でした。
ご夫婦で経営されている小さなキャンプ場ですが、場内はよく整備されておりとても綺麗でした。木の伐採や薪割り草刈り、水場やトイレの清掃など全てお二人だけでしているそうです。
ここはもともとは牧草地で、水はけも良く緩やかな坂になっています。おじいさんが牧場をしていてその後大根畑となり、やがて代も変わりキャンプ場となったそうです。
敷地内にオーナーさんのお宅があるので、ソロキャンプの私としてはとても安心でした。
すぐ裏手には川が流れ、姿はみえどもその流れる音に癒されます。
景色にこだわってサイトを選びました。そこからは遠くに雄々しく威容な那須連山がそびえたち、その素晴らしい景色を大切に見ながら、ゆったり静かに焚き火をしました。
せっかくなので那須高原牛をスーパーで購入し、ご飯を炊いて美味しくいただきました。
ちょっとだけ残念な事がありました。
遠くの那須連山をよーく見ると、そのずっと手前ですが立派な電線が通っています。いやがおうでも目に入り、せっかくの風景写真にどうしても写り込んでしまいます。
その事をオーナーさんに話すと、
那須街道と呼ばれる県道17号線を挟んで、那須の御用邸があるそうです。本来ならば県道沿いにあるはずの電線を、人目につかない様に中道に通したとの事でした。
それともう一つ、キャンプ場内にあるたくさんの太陽光パネル(☉。☉)!
キャンプ場になる前に設置したものらしく、オーナーさんいわく失敗だったとご愛嬌。
どの角度からでも太陽光パネルと電柱達が主役の山々と一緒に記念撮影してしまいます。
でもしかたがない事なので、私は広い心で電柱もパネルも思い出に入れてあげる事にしました(◡ ω ◡)。なぜなら、オーナーさんご夫婦がとてもいい方だったし、綺麗でリーズナブルなキャンプ場だったからです(◍•ᴗ•◍)また行こう!っと。