「妖精の森」ミツマタの群生にやっと出会えた

ミツマタは、ジンチョウゲ科のミツマタ属で3月から4月頃にかけて咲きます。高さ2メートルほどの低木で、枝先が三本に分かれる事からその名が付きました。


枝先には黄色い小さな花がまとまって半球状に咲いています。樹皮は日本の紙幣の原料としても知られているそうです。


去年、茂木町の焼森山に行った時には

シーズンを外してしまい、残念ながらミツマタを見る事ができませんでした。


今年こそはと鼻息も荒く、3月に入るとすぐに茂木町のホームページを見たり、ライブカメラで開花状況もチェックしていました。そしてまさに今だ!という時に山に行ったのです。今年は3月に入って何度かだいぶ暖かい日が続いたので、ミツマタは例年よりも早く開花していました。



朝8時過ぎには遊歩道に着きました。すでに大勢のカメラマン達が妖精の出待ちをしていました。


ミツマタは山の斜面一面に見事に咲いていました。そしてまもなく木々の間から朝日が差し込み、キラキラと黄色い妖精が舞い降りてくる姿をカメラにおさめようと、カメラマン達はじっとフレームを覗きこんでいました。誰もがその幻想的な一瞬を狙っていたので、その場はしんと静まり帰っていました。


私は遊歩道をゆっくりと周り、焦がれていたかわいいミツマタの花と匂いに包まれて、とても満足しました。


帰り道茂木の道の駅で、巷で有名な「ゆず塩らーめん」と「いちごみるくジェラート」を食べてきました。お天気もよく花と団子の大満足の1日でした( =^ω^)