接客の良さは次に繋がる

去年、中古車を購入したのですがタイヤのダメージが大きく、早々に交換しなければいけない状態でした。


ガソリンスタンドに給油に行っても、スタンドの方に、交換まではすすめられませんが、ローテーションをした方がいいのでは?とも言われていました。


購入後、仕事や山へ出かけてすでに1万キロを過ぎていました。

オイル交換をしなければいけない時期だったので、とりあえず近くのタイヤ館でオイル交換をする事にしました。


「今日は、火曜日でレディースデイです」といわれ、なんとタイヤを購入する事を即決してしまいした。タイヤ代とオイル代が予想外に安くなり大喜び\(^o^)/。


ショップの待合は至れり尽くせり。freeWi-Fiに無料のジュースやコーヒーのマシン。1人用の椅子が並び、椅子の脇にはそれぞれに荷物代とコンセント付のテーブルが設置され、壁には2台のテレビが違うチャンネルで、互いに音声を邪魔することなく、心地よいBGMとしてかかっていました。


スタッフの方は、もちろん笑顔で接客。

お店の駐車場にお客さんの車が入るや否や近づいてきて、すぐさま対応。店内では、膝をついてお客さんと同じ目線で低姿勢。


そして私の仕上がった車の前にスタッフが二人が待っていて、1人は私と一緒にオイルの量の確認、もう1人はタイヤ4本のそれぞれの5つのナットの締まり具合の確認。最後は、私が車に乗り込んで走り去るまでのお見送り。


この一連の流れで不快感を感じる人はまずいないでしょう。好感を持つ事間違いない。そしてまた次もこの店に来よう、と誰もが思うでしょう。


サービス業とはまさしくコレなんですね。いくら技術があっても、接客や対応の迅速さに欠けていたら、恐ろしい事に次はないのです。


私の常連のお客様が、こんなことを言っていました。「雰囲気も一緒に味わうから、無愛想な店主のところには、いくら美味しいラーメンでも二度と行かないなあ」と。


そうなんですよね。サービスを売るという事は、品物や技術だけでは仕事が成り立たないのです。それがサービス業の難しさなんですね。


タイヤを購入してから100キロ走ったら、タイヤの空気圧とナットの再チェックをするので来て下さい、と言われました。そろそろ行かなきゃ。楽しみに行ってきまぁす(^^)/