去年の12月初旬に、山梨県の三ツ峠山に行ってきました。三ツ峠山は御巣鷹山、木無山、開運山の三山を合わせて三ツ峠山と呼びます。開運山(標高1786メートル)を最高点に3ピークあり、富士山の絶景スポット&開運パワースポットです。
山頂には大パノラマが広がり北には八ヶ岳連邦、南には富士山、西には黒岳、東には房総半島、、、とガイドブックにあり、数日前からとても楽しみにしていました。
その日の気温は低く標高が上がるにつれ
、ますます気温が下がり風も冷たく強くなっていきました。前日から山の天気をピンポイントで調べて、準備をしていきました。それなりに気温を予想して、服装の重ね方を考えて着ていましたが、予想を遥かに上回るびれる寒さでした。
登山道の脇には霜柱が氷の花の様に咲いていて、その霜柱はとても大きく縦に長く何層にもなり、地面の水分が全て集まっているようで、周りの土はパサパサと乾燥していました。
山の勾配もだんだんときつくなり、頂上近くになると、整備されている木の階段がこれでもかと続きました。ツアー参加者も次第に無口になり、ハアハアと息が上がり視線を足元に落としたままに歩き続けました。
途中途中に富士山がチラチラと姿を見せ始めると、うわーっと歓声が上がり、一瞬元気をもらって頂上まで一気に登りました。
富士山をこんなに間近で見るのは、初めてでした。日本一の山、神々しいの一言に尽きる。すーっと裾野が広がり何ともカッコいいその姿。神が宿っているんだろうなあ。
空は曇天でしたが、頂上に着いて少しの間は、富士山の頭をさえぎる雲はなく、ハッキリと見えました。本当に清々しい。見ている私達も背筋がピンとする様な、心が洗われる思いでした。
『ふ~じは、にっ~ぽんいちのやま~♪』私もそのひとりでしたが、山に登った人はきっとみんなこの歌を口ずさんでしまうんだろうな➰(^-^)