尾瀬の魅力を知って

先日初めて尾瀬に行って来ました。

♪夏が来れば思い出す~遥かな尾瀬遠い空~水芭蕉の花が咲いてる~♪

恥ずかしながらこれまで行ったことがなかったのです。あこがれの尾瀬でした。


尾瀬は福島、新潟、群馬の三県にまたがる高地にある盆地状の高原です。

中心地の尾瀬ヶ原は約1万年前に形成された湿原で、尾瀬国立公園に指定され日本百景に選定されています、、、

という尾瀬情報を詳しく知ったのも、最近の事でした。あーぜひとも行って尾瀬の自然を肌で感じたい!と熱い想いでツアーに参加しました。


花の咲き始めの5月末頃にはまだ木道や林道に雪が残っていて気温も東京より10~15度は低いと聞いていました。


私が行ったのは6月1日でしたが本当に雪が残っていました。木道から少し離れたところに残っていたその雪は、大きな氷の塊の様なものでした。時折青空が顔を出しても雪が残っているだけあって、風はひんやりとしましたが、肌には心地よい風でした。


バスから降り一時間ほど歩いて下ると、そこには素晴らしい景色が広がっていました。


遠くまで広がっている湿原。そこに真っ直ぐに伸びた木道。雪の残っている山。

澄んだ空気。清らかに流れる水。咲き始めた白い水芭蕉・・・

誰もが美しい尾瀬に魅了されうっとりしているのがわかりました。もちろん私もその一人でした。


水芭蕉をちゃんと見るのも初めてでした。水芭蕉の群生はもちろん見事ですが、きらきら光る水の中にも咲いてるのには驚きました。ゆらゆらと水の中で白い花が揺れて咲いてる光景は、本当に素敵でした。


尾瀬は日本を代表する高山植物園の宝庫です。春の雪解けから秋の紅葉まで花が途切れる事がありまん。


お昼前にビジターセンターに着きました。そこでは素晴らしい景色をおかずに、思い思いのスタイルで大勢の人達が食事を楽しんでいました。手作りのお弁当やそこで湯を沸かして簡単な料理を作る人、パンに具をつめて即席のサンドイッチを食べている人。私はツアー参加だったので栗おこわ弁当がでました。

どんな食事も澄んだ空気と一緒に口に運べば、格別で特別な食事になるのです。本当に美味しい青空レストランでした。


お腹いっぱいに食事を堪能してから、2時間ほどゆっくりと花や山の写真をとったり、景色を楽しみながら尾瀬を満喫しました。


私が行った尾瀬ヶ原は尾瀬のほんの入り口付近です。もっと尾瀬の魅力を知りたいと思います。次回は尾瀬沼の方へも足を伸ばし、季節を変えて行ってみたいと思っています。ちょっと遠いけど、あの魅力を見せつけられたらまた行きたくなりますね(^.^)