令和

年号が発表されてすぐの字手紙教室で先生が、今日 の課題は『令和』にします、と言いました。


実は、5月の課題は前から決まっていて、私はそれについては既に書こうと思っていたものは決まっていました。急に課題が変更になったので、なかなか『令和』について内容がまとまりませんでした。


字手紙というのは、大字(だいじ)と添字(そえじ)という2構成からできています。大字は薄い墨で大きく書いて2~3ヶ所ハガキからはみ出してかきます。

添字は濃いめの墨で大字に関連した内容を13文字程度でバランスよく書きます。


『令和』について思うこと・・・

んー、、そうだなぁー、、、

どう頭をひねっても何を思っても、最終的にはとにかく世の中が平和であること。戦争のない災害のない平和を願うこと。単純にそれしか私の頭の中にはありませんでした。


そしてようやく決まりました。大字は「平」。添字は「穏やかな日々を願う令和」としました。平という字の中のちょんちょんを、先生が平和を願って末広がりの八の様に書きましょう、と大字のデザインを決めてくれました。字手紙の良いところは、気持ちや思いを込め自由な発想で、個性を生かし大字をデザインできるところです。


そこが字手紙の面白いところであり難しいところで、私にはまたまだできないワケで、先生にお手本を頼んでいます。

上手な先輩方は自分で書いて、バランスや書体を先生に少し直してもらったりするワケです。

『令』と『和』についてそれぞれに書いて、ハガキ二枚におさめた素晴らしい方もいました。発想が柔軟で素敵な作品でした。


『令和』の時代が平な世の中でありますように。。。