今年度もまた字手紙教室に参加しました。今日がその第一回目。今年でもう三年目になりますが、情けない事に全くといっていいほど上達しません。それでもくじけず50の手習いは続くのです。
今月のテーマは【風】です。私は二つ考えて、一つ目は大字が【山】で言葉が「清々と汗ぬぐう頂の風」としました。私は最近はハイキングが趣味なので、山の頂上ついた時の達成感と清々しい風を思いそれを考えたのです。半紙に何回か練習していざ本番!字手紙用の葉書に書いていきます。何枚書いてもお手本の様には決して書けません。先生のあの筆のはらい、運び。字手紙は書道とは全く違って、山という字を山の絵を思わせるように書くのです。アートですから。それがなかなかうまくいかないのです。同じ様な字体が何枚も続き、そろそろ自分ももうこれでいっか、もう書けないーもう無理!といういつも通りの諦め気持ちになります。そしてこの辺で、はい終了となる。自分で満足したわけではないのですが、書いた数枚の中から少しだけ自分なりにまあまあ書けたものを、2、3枚手に取り、先生に提出してその中から1枚だけ印鑑を押して頂きます。先生はデキル生徒には朱色で添削するのですが、私に限っては添削はせずに、子供にご褒美を与えるかの様に1枚だけ仕方なく選んで、はいこれにしましよう、これが一番形がいいね、といって印鑑を押してくれます。今日の作品はこの言葉の字もいいねー優しい感じで味がある。この個性を生かしてね、と言ってくださいました。本当によく誉めて育てて下さいます。先生ありがとうございまーす。また育ったよー(^-^)/