私は月に1、2回程度近所の公民館で字手紙を習っています。習字などやった事のない私がなぜ字手紙なのか。それは月に1度くらいはじっと落ち着いて座って字を書くという事に没頭しよう、というのが狙いでした。毎日せかせかと忙しい毎日を送ってしまうので、ほんの少しだけでも静止して振り替える時間をと。字手紙は習字とはまったく違うもので、とにかくアートなんです。その人その人書く人書く人のセンスというか感覚なので、教えてくださる先生も私の下手な字を誉めて育ててくれています^^;つい先日も、先生全然上手くかけません！どうしたらいいですか？と聞くと、あれ？目が肥えてきたんですね、と笑いながら、その人その人の味なんですから、と個性を大事にしてくださいます。私以外の方は何年も習っていてとても上手で、生徒とは思えない方ばかりです。私は２年ほどになりますが全然上達しません。けれどもこのほんの数時間を結構楽しく費やしています。その時その時にあった出来事や気持ちを込めて、字を決めて、文を自由に作れるからです。良いことも悪いことも前向きに振り返りができるんです。仕上がるまでには何度も書いて仕上げます。仕上がって印鑑を押していただくと、また１つ作品が出来上がったという達成感がたまりません。普段家では練習もせずなかなか上達しませんが、下手の横好きとはまさに私の事でした(^_^;)
