90歳目前のSさんはご主人を10年前に亡くされ愛老猫ちゃんと暮らしていましたが、胃ガンや心臓を患い高齢者住宅に入居しました。普段はそこでお元気に過ごしていらっしゃいます。お子さんがいないせいか、とてもしっかりしている方で、これまでの事も今後のことも全てご自身で準備してきまた。その住宅で食事の時お隣の席の高齢者を気にかけて、毎朝納豆を混ぜてあげたり、私に注文して頂いた椿油をお隣さんにもお声かけして注文して差し上げたりなさっています。Sさんは、こんなよぼよぼのばあさんでも誰かにしてあげる社会貢献できることが幸せですよ、とおっしゃっていました。あまりにも素晴らしい一言に本当にびっくり感動しました。そのお歳で、ご自分もご病気を抱えているのに、社会貢献という言葉が口からでるなんて、ただただ尊敬脱帽でした。そうですねー、社会貢献できるうちは人生いつまでも花が咲いているんでしょうかね。もちろん私もそうありたいですね。